【英語面】
ご参加される方の中には英語に自信があまりない方もいらっしゃるかと思います。
日本人はとかくシャイで体面を気にされますが、ホームステイ期間は間違った文法・構文でも失敗を恐れず、積極的に話し掛けて行きましょう。
日本に来た「外国人」は日本語が皆さん上手ですか?
あなたもアメリカ(基地)では「外国人」。
英語を上手く話せなくても当たり前。
早口の英語が理解できない場合は、ゆっくり話してくださいとお願いしてみましょう。
こういった経験ができるのもホームステイの醍醐味!
間違ってもいいので「英語を口に出す」ことで、生活英語をマスターする最高の学び場になっていきますよ。
【家族の一員になる】
ホストファミリーは、ビジネスとしてではなく、日本が好きで日本人との交流を望んで受け入れている人たちです。
ホームステイ期間は、お客さんというよりは、家族の一員となり生活していきます。
ホテルや旅館に泊まるような気持ちで、「何でもやってもらえる」と思っていてはいけません。
自分の洗濯や、起床後のベットメイキング、お部屋の整理など行い身の回りのことはきちんと行いましょう。
リビングや玄関のお掃除、台所仕事なども率先して手伝ってあげるととても喜ばれますよ。
お互いが気持ちよく過ごせるよう、最低限のルールは守りながら生活しょう。
【楽しみを創る工夫】
同じホストファミリーを利用しても、ホームステイ期間を大満足で終えられる方と、そうでない方がいらっしゃいます。
まず一点として滞在する側がホームステイに対して過剰な期待を抱いているため、不満が生じる場合があります。
ホストファミリーは家族の一員として迎え入れてくれるため、いわば子供が増えたような感覚です。
いつもと変わらぬ生活の中での触れ合いを楽しみにしているので、朝から晩までホストファミリーがあちこちに連れて行ってくれる、といった過剰な期待はしないようにしましょう。
もう一点は、"自分から積極的に楽しもうとする気持ち"です。
アメリカ人からすると、ゲストがどんなことに興味があるのか、口に出してもらわないとわかりません。
そのため、もしやりたいことがあれば「アメリカ人がよく食べる料理を学んでみたいので一緒に料理したいです。」や「子供たちを公園で遊ばせたいので行きませんか?」「図書館に行ってみたいです!」など気兼ねなく提案して下さい。
ホストファミリーは喜んで対応してくれますよ。
このような積極性はホームステイの満足度を左右するので、是非頭に入れて置いて下さい。
【自分の意思をしっかり伝える】
ホームステイをしていて何か困ったことがあったり、不満に思うことがあったら、まずはホストファミリーに相談してみましょう。
例えば食事の量が多かったり、食べられないものがあれば気兼ねなく伝えましょう。
その他、お風呂に入りたいからタオルを貸してほしい、少し部屋で一人で休みたい、洗濯をしたいなど遠慮せずに伝えて下さい。
こういう場で遠慮してしまい、不満が残るのはとてももったいないです。
せっかく行くからには最大限楽しんで過ごす!と心に決めて、自分のしっかりと意思を伝えていきましょう。
【食事】
食卓は日ごろアメリカ人が口にする食事になります。
もし長期滞在の方で、お米や日本食が恋しくなった場合には、自らが腕を振るってみるという手もあります。
気兼ねなく口に合うものを作れますし、ファミリーにもきっと喜んでもらえますよ。
【お風呂の入り方】
アメリカの家庭では基本湯船につからずシャワーで済ませます。
少し馴染みがない場合もあるので、細かい利用法について目を通してださい。
◇バスタブの中に立って、シャワーカーテンをバスタブの内側に入れる。
◇バスタブの中で体を洗い、シャンプーもします。決して浴槽外で洗わない事。
湯が外に飛び散らないよう気をつけてください。
また、バスルームを使用していな い時は、ドアを常に開けたままにしておく事。
ドアが閉まっているのにドアをノックするのは、無礼に思われます。
日本の生活習慣と違うので、失敗談も多いようです。
使用中は内側から鍵を掛ける事を忘れないで下さい。